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事故車のリサイクルと言っても、 「解体 ⇒ 資源の再利用」だけがリサイクルではなく〜 再生修理・修復による再利用化も、リサイクルの一種。 しかし! 日本では、事故車(修復歴車)への理解は非常に厳しく、 事故車の再利用化となると、かなり敬遠されてしまうのが現実ですが・・・ まあ、リサイクルビジネスについて色々と触れておきたいと思います ^^
日本では再生販売が難しい事故車でも、 海外でなら、修理・再生をしての再販が十分に見込める車種も多くあります。 (※ もちろん! 海外市場において需要のある車種っていうのもありますので、 日本車だったら何でも・・・ というわけではありません) 世界各国には、事故車や故障車などのダメージカーを再生して再利用化するリサイクルビジ ネス企業も多く、日本からも現状事故車等の輸出が多く行われており、 また場合によっては〜 事故車等、廃車ガラとして解体された自動車等も多く輸出されています。 (※ 日本とは違い、海外では事故車修理の完成度や修復歴の有無を問わない国も多いです から・・・) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ちなみに! 海外のリサイクル技術は、とてもびっくりするほど。 部品として半解体されたような自動車の山から(いわゆる廃車ガラ)、 再利用可能な部品だけを集め・・・ 一台の自動車を再生させるんですよー ^^)ノ しかも、 半解体された自動車から再生したとは、とても思えないくらいの仕上がり・・・ (※ 言わなければ、絶対に分からないくらいの精度) また、 日本から輸入された事故車や廃車ガラ等を、 部品加工によって 「左ハンドル」で再生・・・ なんて事も ^^ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 尚、事故車の買取専門業者 (事故車買取りを得意とする業者など)には、 「独自の輸出ルート」 「海外ネットワーク」 など、色々多彩な流通経路を持っている業者もあり、 国内の流通だけでなく〜 輸出(世界規模の市場)も視野に含めた買取を期待出来る場合もあるんですね〜 ^^ 日本では需要の無い事故車でも、 海外輸出も視野に入れると、十分な需要が見込めるかもしれませんね・・・ ^^
事故車から部品取りされたパーツが、 世界各国・海外に輸出された日本車の修理パーツとして輸出される場合もあります。 (※ 事故車その物を、当初から 「部品」として輸出される場合も・・・) 海外では日本の自動車は人気高ですから、修理や補修用としての部品も人気が高いのは、 当然の事かもしれませんね ^^
実は・・・ ここ近年においては、 海外におけるリサイクルビジネスや、世界各国で問題視されている環境問題なども影響し、 日本国内においても〜 こういったリサイクルビジネスが活性化しつつあります。 例えば〜 代表的なところでは、「リユース・オートオークション」の存在をはじめ、 (※ 事故車 (事故現状車両)や古いクルマ、その他走行距離が多いクルマ等の売買が積 極的に行われている業者専用オートオークションの事) リサイクルパーツ (中古部品)の積極的な活用、 (※ こういった事業は以前から存在しておりますが、 ここ最近では、自動車保険業界など〜 色々な業界下においても中古部品での修理を 斡旋するような動きが活発化しております) 既存のリサイクルビジネス市場の変動 (資源流通) (※ 多種多様なリサイクルビジネスが活性化する前までは、 事故車やスクラップ寸前のような車は〜 もっぱら下取り ⇒ 解体業者行き ⇒ 資源化・・・ という流れが多かったのですが、 (↑ これがいわゆる、代表的な 「既存のリサイクルビジネス」のひとつ) 海外輸出事業や下記における中古車ビジネス (ロープライスコーナーの一件)、 その他 関連するリサイクルビジネスが急速に伸びてからというもの〜 参考 ⇒ 「事故車やダメージカーの流通市場色々」 今までは定番的だった 事故車やスクラップ寸前のようなクルマの流通が変わり、 (↑ クルマ屋さんの下取りから〜 直線的に 解体屋さん(解体業者)へスクラップ車両が流れ難くなった) これらの定番、かつ独占的な牙城は崩れはじめ・・・ それらは結果的に、 「資源」や 「部品」としての流通に対する関心度や価値をも上げる事に。 (↑ 解体屋さんへ直接流れるスクラップの数 (供給量)が激減してしまっても、 解体屋さんの欲する需要 (スクラップや事故車を解体しようとする数)までは変 わる事がありませんので・・・ その需要と供給のバランスを保とうとすると〜 積極的に自ら事故車等の価値を上げ、供給量を確保しようと動くのが自然の理) また、これらに関連して、 自動車資源の価値を決めるとも言っていいほどの存在 「鉄スクラップの市中相場」が、 輸出規制の緩和後しばらくして〜 急騰する世界情勢の影響もあり、 参考 ⇒ 「事故車やダメージカーの流通市場色々」 それらも結果的に、 資源流通に対する価値上昇を 後押しする形にも。 既存のリサイクルビジネス市場が変動した事によって、 資源流通の価値が上昇するなど・・・ これらもリサイクルビジネスの活性化のひとつと言えるでしょう) その他、関連するひとつの例まで述べるのであれば〜 全国に点在する多くの業界オートオークション会場にて、ロープライスコーナーと呼ばれる、いわ ゆる 「低価格車両の現状オークションコーナー (もちろんクレーム不可)」が乱立した事。 (※ 事故現状車両はほとんど出品されませんが、 まだまだ使えるし乗れるが〜 内外装はボロボロ、年式も古い、走行距離も多い・・・ といった、いわゆる 「誰か微額でもいいので買ってくれないかな? 売れればラッキー! ただ、ここで売れなきゃスクラップ行きだな」的な車両が集まる出品コーナーが、 全国区でいきなり爆発的な需要と注目を浴び、同じような似通ったコーナーが、全国で 瞬く間に広がりました。 尚、この背景には・・・ 元々〜 輸出規制緩和後に、流れて来るように日本へ訪れる外 国人インポーター(自国への輸入業者)がその出品コーナーへ目を付け、外国人インポ ーターの間では 「仕入れ先」として重宝されていたのですが、 関連 ⇒ 「海外から見た日本車」 その海外輸出の勢いは想定を超えていたのでしょうか? 出品すれば意外と売れるので〜 出品するクルマ屋さんも相次ぎ、結果、そのロープラ イスコーナーへの出品数は一気に増え出し・・・ また、成約率までが異常にまで高いというウワサを聞いた全国のオートオークション会 場が次々とテスト的に似通ったコーナーを設定しはじめ、やがてそれは定番コーナーへ と定着してしまったんですね〜 ^^ (↑ オークション会場にとっては、成約率が 「命」とも言えるほど〜 とても大切な一要素ですから) ちなみに〜 ここまで爆発的に人気を呼び乱立した背景には、 実は、外国人インポーターの影響だけでなく、 「年式は古く走行距離も多く内外装もややボロいが、まだまだ乗れますよ〜」といった、 いわゆる 「ワケあり格安品」的な 「低価格車両」を狙う クルマ業界と消費者における 潜在ニーズにクリティカル・ヒットし、 後々、全国に広がる 「低価格車両専門店」的な中古車販売店からの大きな需要と、消 費者からの集まる支持がこういったロープライスコーナーを押し上げ、一大ビジネスへ とまで進化させちゃったんですね〜 ^^ 低価格車両を専門に取り扱う中古車屋さんも〜 リサイクルビジネスのひとつ、 オークション会場における 「ロープライスコーナー」も リサイクルビジネスのひとつ。 事故車のリサイクルビジネスではありませんが、 関連するひとつの例として参考程度までに ^^) などが挙げられるでしょう。
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