ローンが残っている事故車の売却・買取について
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ローンが残っている事故車の売却は?処分は?

 先ず、処分予定の事故車の車検証を見て、所有者の欄をチェックしてみて下さい。

 もし車検証の「所有者」がご自分の名義やご家族名義等の場合には・・・ いくらローンが残っていても、特別なお手続きなく〜 ごく普通に処分、又は売却が可能です。
(※ 家族所有は、本人の許可があればですが・・・ ^^)
(※ もちろん、処分などに必要となる廃車手続き等は〜 別途必要ですが)
(※ 但し、それでも一応契約時における制約 (担保条件等)があるといけませんので、その前に一度、その融資先へご相談される事をオススメします)

 しかしもし! 車検証上の所有者の欄が・・・ 購入元の自動車販売店やクレジット会社の名義になっている(所有権留保)場合には、原則〜 その所有権留保の要因となっている・・・ 契約中 (返済中)のローン会社 (クレジット会社)の 「承諾」を得られなければ〜

 原則、その事故車は一切処分する事が出来ませんので、(廃車、転売など全てにおいて)

 先ず初めに!!! そのローン会社から 「承諾」を得るための所定の手続きが必要となります。(この場合、自身にて、又は業者さん代行にては問わず。 つまり、そのローン会社の 「承諾」さえ得られれば〜 今現在ローンが残っていても、その事故車を売却なり処分なり する事が出来る〜 というわけです ^^

(※ 尚、その 「承諾」が得られた後は、基本的に〜 クルマ屋さんやクレジット会社の名義を解除してもらう 「所有権解除」手続きを行い、続いて転売や処分、必要に応じて名義変更や廃車手続き・・・ となりますが、【⇒ 所有権解除とその他 タイミング例】 これらお手続き等に関しましては、その事故車の処分先、処分方法 (承諾得る方法も含む)などによって多少前後したり、全て自己手続きが必要となる場合や、業者さん任せになる部分、その他 任意選択となろう部分もあるかもしれませんので、予めこれらご留意の上、以下をご参照頂ければと思います m(_ _)m)

 で、その肝心な〜

 ローン会社から 「承諾」を得る方法は・・・ また、ローン会社から 「承諾」得られる条件は・・・

※ 尚、当サイトにおいては、「事故車」を中心とした、ローンの残る車両の転売・その他 処分方法について掲載させて頂いておりますが、これら掲載情報 (ローンの残るクルマの転売、その他 処分方法など)に関しましては、基本的に〜 事故車以外のクルマにおいても同じ事が言えますので、必要に応じ 事故車を中古車などに置き換えるなどして、応用的に幅広くのパターンにて〜 ご参照頂ければ幸いに存じます m(_ _)m)

 
 そのローン会社から承諾得るお手続きの前に・・・ 先ずは! 念のため・・・ その車検証上の所有者 (主にクルマ屋さんの場合等)の現在確認を。 何故なら〜 ⇒ 所有権解除の困った


 1. 現金一括清算をする (推奨

 残っているローンの残債分を現金で一括清算 (手持ち資金で一括)が可能であれば〜 どんな状況下においてもその事故車の買取り、引取り、下取り、処分、自分で廃車手続き・・・ 等々、処分先や処分方法も限定されず、考えられる全てのパターンでの対応が可能なため、一番の理想形とも言える方法でしょう。(残っているローンを一括清算すれば、車検証上の 「所有権留保」の目的が解除されますので〜  その当該車両の転売・譲渡・処分に意義の無い旨を証明する 「完済証明書」が発行され、これがいわゆる 「承諾」という形になるでしょう)

※ 引取り業者にて買取ってもらう場合において、ローン残債と買取り価格を相殺してもらい、残ったローン残債分を現金一括する場合も含む。

 また、その事故車処分に特別な理由がない限りは〜 この 「現金一括 (手持ち資金で一括)」が 原則的・基本的 な手段と言え、もしどうしても 「現金一括」が困難な状況であれば、その時はじめて追って他の手段を検討・・・ といった感じになるでしょう。


 
 Q. 現金一括清算のタイミングは?

 A. これら現金にての一括清算に関しましては、「その事故車の処分前等に、自身にて一括清算」、もしくは 「事故車を引取ってもらった後で、業者さんを通し 一括清算 (ローン残債を買取り価格などで相殺してもらった後の清算含む)」のいずれかの形になろうかと思われますが、

 先ず 「自身にて一括清算」される場合には〜 その清算処理は出来るだけ早急に! 何のお手続きよりもまず一番に! ^^ (その契約中のクレジット会社に直接連絡すれば、一括清算の流れやお手続き方法を事細かく教えてくれるはずです。 また、その現金一括清算の流れで、自身にて所有権解除のお手続きも行われる予定であれば (これら流れについては後述)・・・ その車検証上の所有権者、又は 購入元のクルマ屋さんへいきなり 「所有権解除の依頼」を行うことによっても一括清算からのお手続き詳細を知る事が出来るでしょう)

 自動車ローンと言うものは・・・ 完済 (一括清算含む)されるまでは、常に金利手数料が計算されておりますので〜 そのクレジット会社によっては、数日単位で金利計算されている? など、決済日 (清算出来た日)がたった1日ずれるだけで〜 金利手数料の負担額が変わってくる可能性もありますので・・・

 また、この自身にての一括清算後、所有権解除やら廃車のお手続きまで、書類に関する事は全て 自身で行おうとお考えの場合には、とにかく、この現金一括清算を急がないと!? その後の所有権解除などのお手続きから〜 さらにまた次は廃車手続き・・・ といった具合に、書類上のお手続きの数々がどんどんズレ遅れていく事にもなりますので、(最終的な書類上の廃車手続きが完了しなければ〜 税金のストップはもちろんの事、場合によっては・・・ 税金還付や保険料返戻などの永久的な廃車によって貰える返金額まで目減り・・・ なんてケースも。(その事故車を使用済自動車として処分してもらう場合))

 とにかく、現金一括のタイミングは 出来るだけ早急に m(_ _)m

 尚、その事故車の処分を、書類手続きの一切も含め丸投げ・・・ 書類手続きを含め引取り、もしくは買取りしてもらいたい (or してもらえる)・・・ 等で、「業者さんを通し一括清算」されるパターンも考えられ、この場合におきましては、基本、その業者さんのタイミングにて一括清算する流れとなろうかと思われますが、(買取り価格を差し引いてからの一括処理や下取りとか。 但しこの場合には、別途代行手数料が必要となる場合も)

 ただ、その業者さんによっては、こちら側 (ユーザー自身)にて先ず一括清算された上にて改めてクルマを引取り・・・ といったパターンがかなり多いと思われますし、(クルマの引取り時には既にローン (ローン残債)が一括清算された状態でないと引取ってくれない等)

 ※ なので、買取り価格を差し引いての残額でないと現金一括が難しい・・・ 手続きが分からないので、業者さんに引取ってもらった後にどうしてもその業者さんに全てのお手続きを含め丸投げしたい・・・ といった場合には、先ずそういったお取引きが可能なのかどうかは、お取引きを予定される業者さんなどで予め事前のご相談を。

 またもし業者さんが、ローン残債の一括処理も含め引き受けてくれる場合におきましても〜 先述のように、完済日と金利手数料の関係等を考えますと〜 可能であれば、一括清算処理だけでも・・・ 自身にて先ず早急にお手続きされておかれます事を、オススメしておきたく存じております m(_ _)m (そもそもローンの清算先・清算方法は・・・ そのお手続きを個人、又は業者のどちらが行うとしても全く同じですから、こちらで先にローンの一括清算処理を行っていたとしても、その後の事故車処分取引きにおいて支障となる点は一切ないはずです。 但し、その業者さんとの相談状況やタイミング次第によっては、業者さんを通される方がやや得策かな・・・ といったパターンや、その他お手続きや話の食い違いなども多少なりと考えられますので、既に買取りや引取りなどのご相談後・ご相談中であれば、その業者さんとご相談された上での清算処理を。 またその事故車処理が 「下取り」である場合に限りましては、次の愛車となる車両代金等を含めた手続き上の問題やらで・・・ 既存ローンの一括清算処理は、クルマ屋さん側での代行が基本となりますので、その一括清算のタイミングは〜 全て業者さん任せとなろうかと思われます)

 ちなみに〜 こちらで (自身で)その現金一括清算された後には、その当該クレジット会社から 「完済証明書」という書類が送られてくるはずですが、(業者さんに代行してもらった場合でも、送られてくる事は多いです。 但し、完済証明書は、連絡なき場合郵送されるまで時間が掛かったり、郵送されて来ない場合もありますので、一括清算後、改めてその完済先のクレジット会社へご連絡される方が良いでしょう (またその時、今後 「所有権解除」を行う旨を伝えられる事と、証明書の送付先住所にもご注意を))

 それは今後のお手続きに必要となる大変重要な書類ですから、絶対に紛失されないように願います。(一応再発行はいくらでも可能ですが、出来るだけ手間を増やさないためにも ^^ またこれら完済証明書を急ぐ場合には、FAX対応が可能な場合も)


 
 尚、これら事故車処分に関して、現金にて残債一括清算 (完済処理)される場合だと、その完済処理のお手続きと同時に 「所有権解除」を伴う場合も御座いますので、(車検証上の所有者が 「クレジット会社」になっている場合などで)

 完済処理の手続きに付随する各諸手続き (主に所有権解除)に関しましては、適所ご相談された上にて お手続きくださいますよう〜 お願い申し上げます m(_ _)m

 また、これらお手続き (残債一括清算 (完済処理)など)に関しましては、その契約中のクレジット会社ではなく、購入元となる車屋さんにても〜 仲介的にお手続きのお手伝いを行ってくれる場合も御座いますので、これも適所ご相談された上にてお手続きくださいますよう〜 お願い申し上げます m(_ _)m (またこの場合も、同時に 「所有権解除」を伴う場合も)


 
 Q. 現金一括清算した後は?

 A. その事故車の処分先、その事故車の処分詳細 (買取り等)によっても異なりますが、基本的には、その現金一括清算した後に発行される 「完済証明書」を必要書類のひとつとして、所有権解除というお手続きが必要となります。(その事故車が使用済自動車として処分される事が分かっており、かつ書類上の廃車手続きをご自分 (ユーザー)で行う場合には、これら所有権解除のお手続きも〜 各自ユーザー側で行う事になるでしょう。 尚、その事故車の処分先、その事故車の処分詳細 (買取り等)によっては〜 今後の書類的なお手続き (必ずしも 廃車手続きとは限りません)も業者任せとなる場合もあろうかと思われますが、そういった場合には〜 今後の所有権解除のお手続きも同時にお任せする事になるかもしれませんが、それら所有権解除に代行手数料が必要となるなど、所有権解除代行は 「任意」とする業者さんもボチボチ見かけますので、必要に応じ、また業者さんとの相談次第で、ご都合に合わせこれらご選択されるのも良いかもしれませんね ^^)

 ちなみに〜 その所有権解除のお手続き後は、廃車手続きや名義変更 (中古車として買取られる場合等)など、車検証上の登録・届出事項を変更するようなお手続きとなります。 【⇒ 所有権解除とその他 タイミング例】 (必要に応じ参考までに ・・・ 廃車手続きについて詳しく (別窓))


 2. クレジット会社に直接交渉し、承諾を得る (特例

 外観に大きな損傷が確認出来る 「事故損傷車」であって、かつ その事故車を使用済自動車解体スクラップ & 書類上は永久的な廃車として処分 (買取りも含みます)される場合のみに限られますが・・・ (※ 一部例外ある場合も (転売も? また事故車でなくとも・・・ 例外は後述))

 この方法は、今現在ローン残債が残っているが、どうしても現金にて一括清算も難しい・・・ しかし事故車なのでどうしようもない (修理が困難なので、保管しておくわけにもいかず・・・ なんとか廃車処分が出来ないものか)・・・ といった場合における、「とっておき」とも言える方法で、 (※ 但し! その損傷状態や 車両価値に比べた高額な予想修理費用など・・・ 廃車がいたしかたない状態である事が大前提となりますが)

 もしこの方法をとれば、今現在支払中のローンが残っていたとしても〜 そのローンの支払いのみ継続させたままで、その事故車の処分 (厳密に言えば廃車手続き)を 「可能」とする事が出来る・・・
(※ その事故車処分に関して 「承諾」が得られる)
※ 一部例外ある場合も (転売も? また事故車でなくとも・・・ 例外は後述))

 ひとつの選択枝になる事でしょう。(これは特例です。 事故車特例とも)

 ちなみに〜 この 「承諾」得る方法とは・・・

 現在契約中のローン会社へ直接連絡し、「ローン支払い中のクルマが事故してしまい、修理も困難で・・・ 処分に困っている」との旨を伝えられ、そのローン会社の指示に従いお手続きするだけとなっております。(尚、この時の連絡先は販売店 (販売元)でも問題ありませんが、ただ! 販売店の無料廃車の誘惑にはご注意を ^^  【⇒ 何故?】)

 但し! この方法で 「承諾」を得るには・・・

 「ローン会社の独自審査に通過すること」

 とにかくこの ↑↑↑ 条件をクリアしない事には〜 「承諾」受けることは出来ませんので、また もし承諾が得られなければ〜 その事故車がどんなにボロボロでも、その事故車は処分すらままならない・・・ という事でもありますので、

 予めご注意のほどを。
(※ 尚、これら独自審査の基準につきましては・・・ 「その事故車の損傷状態が、修理可能な状態なのか否か」、「そのクルマの通常の市場中古車相場を考えた場合、修理する価値は?」、「契約者のローン支払い状況」・・・ 等々、そのクレジット会社によって基準や内容まで全てにおいて異なりますので、場合によっては、結果的に 「承諾」得られない可能性もそこそこありますので〜 これまた予め、ご注意のほどを。

 また、その事故車が 「下取り (廃車引取り)」となり、直ちに次期愛車購入も・・・ といった場合には、これら方法 (特例による手続き)は急がず〜 かつ無料廃車の誘惑に注意しつつ〜 その他、しっかりと試算した損得勘定も忘れず〜 (特にローン活用時)先ずは 販売店にてご相談を)


 
 尚、これら承認手続きにつきましては〜 基本的には、その当該事故車の 「証拠写真 (ナンバープレートが写る全体写真や部分写真等)」が必要となるでしょうから、その事故車は、承諾得られるまで出来るだけ身近周辺に・・・

 また、これら承諾得られるまでは〜 その事故車がどんな状態であっても、引取業者に引き渡される事のないように ご注意を。(※ 所有権留保車両は、いわゆる条件付きの所有車両ですから・・・法的に、所有者の承諾なく勝手に廃車処分、その他 譲渡される事は出来ませんので、かなり細心のご注意を


 
 これら特例手段によるクレジット会社の承諾手続きでは、原則! 当該車両の損傷による使用・再生不能等での 「永久的な廃車」が前提条件となっており、事故車でない場合、その他 中古車としての転売が前提となる場合には・・・ これら手段による承諾は非常に困難とも言えるでしょう。(※ 永久的な廃車 = 車両は解体処分。 書類上の廃車手続きは永久抹消 (普通車)、又は解体返納 (軽自動車のみ)が原則となるでしょう。 尚、多少異なる永久的な廃車パターンに関しましては〜 各自必要に応じ、可否判断のご確認とご相談を)

 但し、これら特例は 「クレジット会社」が判断する特例手段であるため、場合によっては〜 もっと例外的な 【⇒ 一例、 その他 一例】 「特例」が認められるケースなどもあり、

 そのクルマが事故車でなくとも・・・(※ 重度な故障などで廃車にしたい。 など)

 またもし、そのローンの残るクルマを転売 (中古車として転売)したいが・・・(※ 事故車でも、中古車として転売可能なケースも含む?)

 他に ローンの一括清算手段がなく、どうしても今現在返済中のローンをそのまま残し転売出来ないものか・・・ といった場合などでも、

 先ずは〜 そのクレジット会社へ直接ご相談されてみるのも良いかもしれませんよ ^^(※ ただ〜 こういった例外的な特例に関しましては、原則的を外れた 例外中の例外な判断なため・・・ よほどの理由がない限りは先ず認められる事はないでしょう。 また、その特例適用の理由次第では〜 注意しておくべき事項ある場合も。 【⇒ 例】)


 
 尚、これら事故車処分に関して、クレジット会社へ直接交渉されるパターンの場合だと、その承諾手続きと同時に 「所有権解除」を伴う場合も御座いますので、(※ 車検証上の所有者が 「クレジット会社」になっている場合などで)

 承諾手続きに付随する各諸手続き (主に所有権解除)に関しましては、適所ご相談された上にて お手続きくださいますよう〜 お願い申し上げます m(_ _)m

 また、これらお手続き (クレジット会社の承認・承諾手続きなど)に関しましては、その契約中のクレジット会社ではなく、購入元となる車屋さんにても〜 仲介的にお手続きのお手伝いを行ってくれる場合も御座いますので、

 これも適所ご相談された上にて お手続きくださいますよう〜 お願い申し上げます m(_ _)m (※ またこの場合も、同時に 「所有権解除」を伴う場合も)


 
 Q. ローン会社から 「承認」得られた場合は?

 A. おそらく、そのローン会社 (クレジット会社)から 「廃車処分に関する同意書」みたいな証明書が発行されると思われますので、(主に、車検証上の所有者が車屋さん名義の場合)

 その証明書あれば 「所有権解除」のお手続きも可能となっておりますので、後は、その証明書に記載される条件を厳守した車両の処分を m(_ _)m (ローン会社からの承諾証明書 ⇒ 所有権解除 (& 事故車両の処分) ⇒ 廃車手続き 等といった流れ 【⇒ 所有権解除とその他 タイミング例】)

(※ その事故車を 使用済自動車として引取りしてもらえる業者さんを探し (買取りも含む)、後は、適所廃車手続きを行う事となるでしょう。

 尚、そのお取引きにおいて書類上の廃車手続きをご自分 (ユーザー)で行う場合には、所有権解除のお手続きから〜 各自ユーザー側で行わなければいけませんが、もし今後の書類的なお手続き (必ずしも 廃車手続きとは限りません)も業者任せとなる場合には、必要に応じ〜 また業者さんとの相談次第で・・・ ご都合に合わせ 適所ご選択の上にてのお取引きを ^^ (→ 所有権解除のお手続き代行が任意 (選択可能)であれば! こちらで所有権解除のお手続きを行う事は可能ですから・・・)

 ちなみに〜 所有権解除のお手続き後は、引き続き・・・ 廃車手続き (原則、永久的な廃車手続きに限られるでしょう)のお手続きが必要となります。(→ 必要に応じ参考までに ・・・ 「廃車手続きについて詳しく」、「所有権解除について詳しく」。 また、これら特例による事故車廃車の主要な流れについては〜 「特例による事故廃車。 所有権解除などの流れについて」 こちらを)


 3.お店でローンを組み替える 【組替パターン1】

 今現在契約中のローン (残債の残るローン)を、他社、又は他プランの自動車ローンへ組み替え、契約中 (支払い中)のローン残債を一括清算〜 完済させ〜 そのローン会社から 「承諾 (完済証明書)」を得よう! というパターンがこのパターン。(※ 「残債ローン」、「すっきりローン」、「一括ローン」・・・ 等々、その組み替える自動車ローンの名称は色々のようですが ^^) ただ、もちろん! 組み替え可能なローン残債量には限度も御座いますし、またやはりローンなので・・・ 利用審査も当然御座います。 また、この組み替え時には、基本的には〜 ローン残債と買取り価格 (売却価格)が相殺された後、その額が新たにローン組み直しとなるでしょう)

 但し! このローンを組み替える・・・ となると、そういった自動車ローンを取り扱っているお店でないと先ず絶対に利用が出来ませんし、また、その組み替えの 「目的」 (解体スクラップ前提とか)によっては〜 こういったローンが一切利用出来ない場合もありますので・・・(※ もちろん! その事故車の処分先も〜 こういった自動車ローンを取扱っているお店でないと・・・ またそのお店へ完全任せに

 このローンを組み替えての事故車処分は、かなり範囲限られる・限定される可能性が〜 そこそこ高いかもしれません。

(※ ただ、この手の自動車ローンは・・・ ここ最近は色々な信販会社が 「商品化」している事も多いようですし、また、買取り・引取り・下取り・廃車処分など・・・ このパターンを利用する事によって可能となる処分先・処分方法も比較的〜 幅広いとも言えますので、(→ 但し、こういったパターンでのお取引きは、こちら (ユーザー側)での廃車手続き等、書類上のお手続きまでは基本的に難しいでしょう)

 どうしてもこのパターンが必要・・・ といった場合には、選択枝のひとつして 十分に候補へ上がるかと思われます。

 尚、こういった自動車ローンに関しましては、さすがに私が車屋さんとは言っても、何処のどういったお店が・・・ という情報までは把握し切れませんので、各自、各処分先として考えられるお店などへ直接ご相談頂けますよう予めご理解願います m(_ _)m)

 
 → 組み替えローン対応相談可等。 しかも少しでもお得に事故車処分をするなら。。 (車屋さんの私が、その道のエキスパート的専門業者さんを個人的にチョイスしてみましたので、もし必要あればご参考など頂ければ幸いです)

 
 尚 このパターンに関しましては、基本的にはその取扱い店が直接クレジット会社からの承諾手続き、その他 所有権解除から廃車手続きまでを行ってくれる場合がほとんどだと思われますので、ユーザー側が 何かしらのお手続きを行う・・・ という事は、ほとんどないでしょう。(※ 場合によっても、完済証明書等の受取り & 郵送だけをお願いされるケースや、その他、部分的なお手続き代行が任意選択出来るかも・・・ といった程度)


 
 もしこのタイプの自動車ローンを利用される場合には〜今現在契約中のローンの 「組み直し」という形となりますがゆえに、ローン完済まで さらに返済期間が長期化したり、その他 手数料 (いわゆる金利部分)負担が増えてしまう可能性も十分に考えられますので、予め計画的なご検討・ご利用を m(_ _)m

(※ 既存のローンを組み直すと・・・ その組み直し後の返済期間や返済総額によっては〜 見た目には〜 月々の支払負担が軽減されるケースもあるかもしれませんが、(→ ローンの長期化にご注意を)

 実際によくよく見てみると・・・ 既存のローンを完済した場合と比べ、随分と金利手数料 (分)の負担が増えていたり・・・ という事もよくある話ですし、(→ 買取り価格 (売却価格)と相殺された後でも) (→ こういった既存のローンに関しては、そのローン会社 (クレジット会社)に直接ご相談されると〜 必要な計算を行ってくれるはずですよ ^^) (→ ローン商品の基本金利の違い・相場変動による手数料 (金利)の負担増だけでなく、ローン長期化に伴う手数料 (金利)の負担増にもご注意を (返済期間が長ければ長いほど〜 負担する手数料分は増えてしまいますので))

 また、もし次の愛車を・・・ と、考えた場合には、それらのローンと新しいローン (他店利用の新愛車でのローン)の支払期間が重複してしまい、予想外の負担増となってしまう可能性や、(→ それと、もし間髪明けず次の愛車を・・・ といった場合には、負担金利を含め最終的なトータル勘定された上にて 総合的なご判断を!)

 例えそれが 「下取り」のような 次の愛車のローンに組み込む形だとしても〜 根本的な元金が大きくなってしまう可能性も含み、返済期間の長期化 + 金利手数料の負担増・・・ へと繋がってしまう可能性も高く、

 その他、他店で次の愛車 (ローン利用)を・・・ といった場合には、ローン審査のシステム上の問題で、立て続けにての自動車ローン契約が非常に困難となってしまう可能性もありますので〜 (立て続けでなくとも、残債総額で審査が厳しくなる事も)

 このタイプの自動車ローンを利用する事による 考えられるリスクは、事前に綿密に計画的に! かつ徹底的に! 下調べされた上にてご検討下さいませ)


 4.自身でローンを組み替える 【組替パターン2】

 上記例での 【組替パターン1】では、原則、事故車の処分先となる 「お店」でのローン組み替えですが・・・

 その他、かなり希少ではありますが〜 その処分先の 「お店」ではなく、第三者企業? が提供している自動車ローン商品を利用しての〜 ローン組み替え ⇒ クレジット会社の承諾 ⇒ 事故車処分 という手段もないこともないです。
(※ クレジット会社の承諾 = 「完済証明書の取得」)
(※ もちろんこの場合も、組み替え可能なローン残債量に限度は御座いますし、利用審査OKの上でないとご利用頂けません)

 例えば・・・ 私が知る範囲内で言えば、「フレックス株式会社」という クルマ業界ではかなり大手な会社が手掛ける 「ネットローン (自動車ローン)」のラインナップに〜 自動車ローン残債の一括清算を目的とした 「残債ローン」という商品がありますが〜 それがその一例的存在とも言えるでしょう。

 http://flexnet.jp/corporate/business/cregit/

 つまり、こういった自動車ローン (↑ 上記で言えば 「残債ローン」)を利用すれば、
(※ その他の 類似する自動車ローン商品に関しましては〜心当たりある、身近・最寄の自動車販売店などへ直接ご相談を m(_ _)m (→ 尚この場合は、必ず 「他店で処分、又は転売したい」との旨を伝えられた上でのご相談を。  何故なら〜 こういったローンの組み替えに使われる自動車ローン(残債ローン等)は、一般的には、自社にて買取り、及び引取りする車両にのみ限定適用・可能とするローンが多いため、相談時に、それらローンとの混同を避ける目的として・・・))

 既存の契約中の自動車ローンを 他社ローンへ組み替える事が出来、かつ同時に契約中の自動車ローン残債を一括清算出来る事となりますので〜

 その既存の自動車ローンが理由で所有権留保となっていたクルマ (事故車)の〜 転売・譲渡・処分も 自由になる! というわけ ^^

 また、この場合では・・・ 上記 【組替パターン1】でのローン組み替えパターンとは異なり、現金で一括清算したパターンと同じく〜 どんな状況下においても、その事故車の買取り、引取り、処分、自分で廃車手続き・・・ 等々、処分先や処分方法も限定されず、考えられる全てのパターンでの対応が可能なため、(※ つまり、このパターンでは・・・ローンを組み替えたお店での事故車処分が強いられないため、【パターン1】と比べ、処分先や処分方法の範囲がかなり広くなる ・・・というわけ ^^

(※ 条件の良い売却先 (買取業者・お店)で組み替えローンが使えない場合など、活用次第では〜 かなり有用的な可能性も・・・)

(※ 但し、こういった自動車ローンが利用可能な場合に限られますが)

 意外と活用の柔軟性が高いのも ひとつの特徴と言えるでしょう。


 
 但し!!! このパターンにおいても! ローンを組み替える事による 「リスク」が十分に考えれらますので〜 予め! 十分十二分にご注意のほどを m(_ _)m  【⇒ リスクなどの重要注意点】 (※ 尚、上記注意点に加え・・・ この 【組替パターン2】での組み替えローンの場合には、基本的には〜 買取店などでの売却価格は一切相殺されずに 既存のローン残債丸々が新たに組み替えられます事による、金利手数料含む隠れた負担増? などによる・・・ 総合的な損得判断には細心のご注意を!


 
 Q. 組み替えローンを利用した後は?

 A. その自動車ローンの概要・契約内容にもよりますが、その自動車ローンの概要・契約内容等に従って 融資受けたお金を、既存の契約中の自動車ローンの完済処理 (振込などによる一括清算)へ充てられ、(※ 融資元とのやりとりは、契約内容・条件をもとに 適所必要なお手続きを。 また、一括清算・振込手続き等に関しましても、完済先のクレジット会社と予めご相談の上、適所適切なお手続きを)

(※ 融資後の完済処理は出来るだけ早急に!その完済処理のタイミングによっては〜 当初より、金利手数料の負担額がやや増えてしまう可能性もありますので・・・ 【⇒ 例】)

 その後、そのクレジット会社 (完済したローンのクレジット会社)から、「承諾」の形として郵送される 「完済証明書」をもって〜 所有権解除など、その他必要なお手続きを ^-^)ノ (※ 順を追って説明すれば・・・ 「完済処理 (一括清算)」 ⇒ 「完済証明書の受取り (これが承諾書類)」 ⇒ 「所有権解除 (& 事故車の処分)」 ⇒ 「廃車手続き等 (書類上のお手続き)」 といった感じ ^^ 【⇒ 所有権解除とその他 タイミング例】)

(※ また、完済証明書は、連絡なき場合、郵送されるまで時間が掛かったりもしますので (そもそも郵送されて来ない場合も)、一括清算後、改めて、その完済先のクレジット会社へご連絡される方が良いでしょう (またその際には、今後、所有権解除のお手続きをされる旨を伝えられる事と、その送付先の住所にもご注意を))

 尚、「完済証明書」取得後 (所有権解除以降)の各種お手続きに関しましては、その事故車の処分先・転売先に合わせ、適所必要なお手続きを。(※ 処分先のお店で全てのお手続きを任せたり、任意選択で 必要に応じてこちらでお手続きを行ったり・・・ 【⇒ 参考1】、また、その一括清算概要によっては、同時に所有権解除を伴うお手続きだったりもしますので・・・ 【⇒ 参考2】)



 ・・・と、こんな感じでしょうか ^^

(※ 尚、これら各お手続き手順・お手続き方法に関しましては〜 完済方法他、クレジット会社やクルマ屋さん、所有権留保形態、地域・地方・・・ 等々、各個人の周辺環境や取引き状況などによっても概要が若干異なったり、場合によってはかなり異なるケースもあろうかと思われますので・・・ あくまで一例までの参考程度までに m(_ _)m また必要であれば・・・ 【⇒ 掲示板】のご活用も ^^

 ちなみに〜 上記各 「手段」につきましては、私個人の独自判断で、利用者リスク (負担)の少ないと思われる順、かつ試しみて頂きたい順に並べてはおりますが、各個人の環境、その他 状況や処分取引き方法等によって、そのリスクが多少前後する場合も御座います。

 また、上記各 「手段」のいずれの方法でも売却・処分が困難となる場合には、基本的にそのクルマの処分や売却は 難しいと思われますので、(→ これ以上・以外につきましては〜 身近なクルマ屋さんやクレジット会社などへ直接ご相談を)

 これらにつきましても、予めご了承の上にてご閲覧頂けますよう、何卒宜しくお願い申し上げます m(_ _)m)


 
 信販会社によるローンは、正確には「クレジット」と言いますが、当サイトでは、分かりやすいように、あえて「ローン」という表現をしておりますので〜 予め、ご理解のほど宜しくお願い致します。



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